からだ整骨院|変形性股関節症の症状

 

◇股関節の痛み(変形性股関節症)について

変形性股関節症は、股関節の軟骨が少しずつすり減ることによって股関節の痛みや歩行障害が現れる病気で、現在、日本国内には100万人以上の患者さんがいると言われています。

発症初期、軟骨の表面が擦り減り始めた程度では、ほとんど痛みはありませんが、徐々に軟骨の擦り減りが進んでくると、股関節の付け根や大転子(だいてんし:大腿骨上部の外側にあるでっぱり)付近に痛みを感じるようになります。

立ち上がる時や歩き始める時にズキッとした痛みを感じる「始動痛(しどうつう)」が特徴ですが、進行するにつれ、痛みを感じる時間は長くなっていきます。

やがて安静にしている時も常に激しい痛みが続くようになり、夜寝ている時の痛み(夜間痛)で睡眠に影響が出る場合もあります。