腰を反ると痛い時のセルフケア
こんにちは。
今年の11月は寒くなったり、暖かくなったり
気温変動が大きく、体調管理が難しいですね。
どんどん寒くなってくると、筋肉が固まりやすく
ぎっくり腰などなりやすくなってきます。
ぜひ、この記事を読んで
腰の痛みについて知って、セルフケアしてみてくださいね。
◆後ろに反ると痛い腰痛の種類
背骨と背骨のつなぎ目(腰椎椎間関節症)
骨盤と尾骨のつなぎ目(仙腸関節障害)
筋肉によるもの(筋・筋膜性腰痛)
神経が圧迫されたもの(絞扼性神経障害)
◆あなたの姿勢を見てみよう!
後弯-前弯姿勢
スウェイバック姿勢
フラットバック姿勢(平背姿勢)
後弯姿勢
◆検査してみよう!
胸はそれるか?
股関節は柔らかいか?
お腹は力が入るか?
◆自宅でできるセルフケア
からだ整骨院オリジナル VIM体操 基本①②③
腹筋トレーニング
◆まとめ
◆後ろに反ると痛い腰痛の種類
背骨と背骨のつなぎ目(腰椎椎間関節症)
赤丸で囲ってあるところが背骨と背骨をつなぐ関節(椎間関節)です。
この関節の周りには痛みを感知するセンサーがたくさんあって
背中をそったりすると関節に摩擦ストレスがかかって痛みを感じます。
そして、よ〜くみると黄色の線があるのがわかりますか??
これは神経です!
背骨の周りには多くの神経があることがわかります。
神経は筋肉を動かす信号を流すので筋肉に大きな影響を与えます。
したがって、椎間関節症は筋肉性の腰痛にも大きく関係していきます。
引用:菊池臣一:腰痛の発現部位、椎間関節腰痛、腰痛 医学書院2013
骨盤と尾骨のつなぎ目(仙腸関節障害)
引用:成田崇矢 脊柱マネジメント メジカルビュー社 2019 p.342
仙腸関節は背骨の根元の部分です。
また、体重の約2/3の上半身を支えたり、
地面からの衝撃を吸収してくれる歩く時に必要不可欠な部分です。
仙腸関節には
とても重要な部分であると同時にとても繊細な部分でもあります。
靭帯や神経が多く存在していて、
少しでも噛み合わないと痛みが出てきてしまします。
そして痛みが出る場所もお尻まわりや鼠径部など様々です。
正座はできるけど、椅子に長い時間座っていることができなかったりします。
重たい物を持ち上げたり、不意の動きで突然痛みを感じたりするので
よく言われるぎっくり腰と呼ばれることもあります。
筋肉によるもの(筋・筋膜性腰痛)
筋肉は姿勢を保持するのに大事なものです。
筋肉は筋膜という膜に覆われていて、筋膜は全身を覆っています。
では、私たちが体を動かす時は
筋肉を収縮(筋肉が硬くなる状態、モリってふくらむ)させることで動かすことができます。
筋肉が収縮する時に筋肉と筋膜が滑ることによって痛みなく
滑らかな動きができます。
では、筋肉が局所的にダメージを受けたり、
使いすぎによって痙攣してしまったら、どうなるでしょうか?
例えば、私たちは転んで擦り傷ができたら、血が出て
それが固まってカサブタになりますよね。
筋肉も同じです。
ダメージを受けたらその部分を修復しようとして
カサブタみたいに固くなります。
それがいわゆる硬結と言われる部分です。
硬結ができると筋肉と筋膜の滑りが悪くなって摩擦が生まれます。
これが痛みとして私たちに伝わります。
また、使いすぎたらどうでしょうか?
筋肉が伸びにくくなってしまったり、痙攣してしまいますね!
伸びにくくなったり、痙攣すると筋肉にとおる血流滞ってしまいます。
すると、痛みに関係する物質が筋肉内に滞って痛みを出してしまいます。
筋肉が伸びないことや滑らないこと
つまり、筋肉に何らかの異常があるとうまく力を発揮できません。
そうすると、動かすときに必要な筋肉がうまく使えず、
他の筋肉が代償として動かすことで他の部分も痛みを出してしまう
というような悪循環になってしまいます。
神経が圧迫されたもの(絞扼性神経障害)
腰から前太もも、腰から後の太ももにピリピリした症状がある時は
神経由来の腰痛と考えられます。
先ほどもお伝えしたように腰や仙骨周囲には多くの神経があります。
これが、筋肉や骨の位置関係などにより絞扼されると
ピリピリするような痛みが出てきたりします。
◆あなたの姿勢を見てみよう!
あなたは普段どのように立っていますか?
少し鏡の前に立って確認してみましょう!
上の図のどれかに当てはまりますか?
骨盤が前に傾いている、後に傾いているを確認するのは難しいかもしれないです。
例えば、猫背のように体を丸めた時にお尻が垂れてきますよね。
それが骨盤が後に傾くことで骨盤の後傾といいます。
反対に、背筋をよくしてくださいというと、背中が真っ直ぐ伸びてきますよね。
その時、お尻は上にキュッと上がってきます。
これが骨盤が前に傾くことということで骨盤の前傾といいます。
さて、あなたはどのような姿勢をしているでしょうか?
a 後弯-前弯姿勢
この姿勢は、胸は丸くなっていて、腰はそっています。
首が前に出ています。
お腹やお尻、後の太ももの筋肉が弱っている状態。
b スウェイバック姿勢
この姿勢は、リラックス姿勢(前かがみ姿勢)とも呼ばれます。
全体的に骨盤が前に出ていて、よく女性がこの姿勢が多いです。
腰のそりが下の方がよりそっています。
お腹、太ももやお尻の筋力低下が見られます。
c フラットバック姿勢(平背姿勢)
腰の反りの減少により、骨盤が後に傾いています。
後の太ももが張っていたり、お尻の筋力や股関節を曲げる力が弱っています。
d 後弯姿勢
全体的に脊柱が後ろに丸くなっている状態です。
骨盤も後に傾いています。
お腹や後の太ももの筋肉が短くなっており、股関節を曲げる筋肉が緊張していり、
お尻の筋肉が弱くなっています。
◆検査してみよう!
胸はそれるか?
股関節は柔らかいか?
お腹は力が入るか?
それでは、腰の痛みをとるために検査してみましょう!
胸はそれるか?
腰をそってみましょう。
その時、肋骨はちゃんと開いているでしょうか?
立っている時と腰をそっている時を見比べてみましょう!
そっているときは、しっかり肋骨が開いて胸が張れています。
これが張れていないときは、お腹の筋肉が固まっていることがわかります。
股関節は柔らかいか?
片方の足を抱えた時に
伸ばした足がベッドにつくかどうか。
高木先生は少し硬いみたいですね!
これは股関節を曲げる筋肉が固まっていることがわかります。
お腹は力が入るか?
背中をベットにつけた状態で
下腹部に力が入るかチェックします。
IMG_4996.HEIC
◆自宅でできるセルフケア
からだ整骨院オリジナル VIM体操 基本①②③
腹筋トレーニング
みなさんいかがだったでしょうか?
胸、股関節、お腹はしっかり使えていましたか?
今の体の状態がわかったら次は自分でケアをしてみましょう!
セルフケアとして
当院で配信しているYouTubeを参考にケアするのがおすすめです!
特に、VIM体操という体操は自宅で簡単にできる体操なので
ぜひやってみてくださいね!
そしてお腹を鍛えるトレーニングもご紹介します!
https://www.youtube.com/watch?v=Q085TMg01wY&feature=youtu.be
◆まとめ
みなさんいかがだったでしょうか?
胸、股関節、お腹はしっかり使えていましたか?
今の体の状態がわかったら次は自分でケアをしてみましょう!
セルフケアとして
当院で配信しているYouTubeを参考にケアするのがおすすめです!
特に、VIM体操という体操は自宅で簡単にできる体操なので
ぜひやってみてくださいね!
自分でなんとかしようと思っても
やはり筋肉の硬さや硬結部分は取りきれないことが多いです。
ぜひ、私たちにご相談ください。
痛くない施術で
一緒に腰を治していきましょう!
当院では側弯症の治療も行っております。
お気軽にご相談ください。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
からだ整骨院・からだ工房 高木瀬店
〒849-0916(予約優先制)
受付時間:平日・土曜は9時〜21時
(日曜・祝日はお休み)
佐賀県佐賀市高木瀬町大字東高木251-6
0952-34ー2627
スーパーモリナガのすぐ隣
専用駐車場7台有り
当院ではツイッターやインスタグラムでもお得な情報を配信しています。
□からだ整骨院・からだ工房公式You Tubeチャンネル
(1) からだ整骨院・からだ工房 – YouTube
□からだ整骨院・からだ工房公式ツイッター
karada_holdings
□からだ整骨院・からだ工房公式インスタグラム
karada.seikotsu
□からだ整骨院・からだ工房公式フェイスブック