温かい湿布と冷たい湿布どっちがいいの??

こんにちは!

からだ整骨院・からだ工房の齋藤です。

12月も中盤となりました!

みなさんはもう大掃除は取り掛かり始めていますか?
大掃除って普段しない動きや重たいものを持ったりと
からだが痛くなってしまったことはありませんか?

そんな時、湿布を使うことがあると思います。

でも、湿布って温かい湿布がいいのか、冷たい湿布がいいのか

どっちがいいの?

と思ったことが一度はあると思います。

 

今日は湿布について書きたいと思います。

 


 

①湿布とは?
②湿布の種類
③温かい湿布と冷たい湿布の使い分け
④湿布で被れないようにするには
⑤まとめ

 

 

①湿布とは?

湿布とは、患部に貼って治療を行うための医薬品です。
一般的には、肩こりや腰痛などの筋肉の痛み、手首や肘・膝などの関節痛、
捻挫、打撲などの症状に効果的とされています。

湿布にはさまざまな種類があります。
温かい湿布もあれば冷たい湿布もあります。また、
白いものもあれば肌色の薄いものもあるでしょう。
それぞれの湿布に含まれている成分や形状が異なり、
特徴によって使い分けることができます。

 

②湿布の種類

パップ剤

冷湿布や温湿布と呼ばれる、白く厚い湿布がパップ剤です。
パップ剤の特徴は、医薬成分の他に水分を多く含んでいる点にあります。
水分が蒸発することによって、患部の熱を下げる効果が高いのです。

ただし肌との密着性が低く、ネットや包帯などで抑えていないと剥がれ落ちてしまうことが多いです。
また、水分が蒸発していくと時間とともに効果が低下したり、
湿布が固くなってしまうため、こまめな交換が必要です。

 

プラスター剤(テープ剤)

薄く肌色の湿布がプラスター剤です。
四角やテープ状など貼りやすい形になっており、皮膚との密着性が高いです。
そのため、よく動く関節や筋肉に貼っても剥がれ落ちる心配がほとんどありません。

プラスター剤に含まれている成分には、インドメタシンやジクロフェナクなどの
鎮痛効果が高い成分が多く、第二世代の湿布はほとんどがこのプラスター剤です。
長時間の使用が可能な反面、密着性が強く剥がすときに皮膚を傷めたり、
長時間の使用によって皮膚にかゆみやかぶれなどを引き起こす場合があります。

 

③温かい湿布と冷たい湿布の使い分け

 ◆冷たい湿布(冷湿布)の特徴
冷たい湿布を貼ると、冷たさで瞬間的に痛みが和らぐ感覚があると思います。
これは、冷感により抗炎症効果や鎮痛効果が得られ、炎症や痛みの緩和に効果があるためです。
どちらかというと、筋肉痛やぎっくり腰、ねんざなど、
急性の痛みに効果があるといわれていて、炎症がおきて熱を持っていたり、
腫れている場合は冷たい湿布のほうが効果的です。

 ◆温かい湿布(温湿布)の特徴
温かい湿布を貼ると、じんわり温まって痛みをほぐすような感覚があると思います。
温かい湿布は、腰痛や肩こり、神経痛など、長く続いている慢性的な痛みに効果が有るとされています。
また、患部が冷たく、動かすと傷みを感じる場所に適しています。
温めて血流を良くすることで血液循環を改善し、新陳代謝を良くすることで
筋肉痛や関節痛の緩和効果が有るのです。
冷たい湿布を貼るよりも、お風呂で暖め保温したり、手をあてて暖めると
痛みがやわらぐように感じる場合は、温かい湿布がおすすめです。

 

 

 温湿布も冷湿布も実は成分は同じ!?

実は温かい湿布と冷たい湿布は、感じ方が違うだけで、
多くの湿布は鎮痛効果のある成分は同じものを使用していることをご存知でしょうか。
冷たい湿布の冷感成分は、「メントール」、「サリチル酸メチル」、「ハッカ油」など。
温かい湿布の温感成分は「カプサイシン」

 

 自分の痛みに心地いいのはどちらかで選んでもOKです!

一般的に、痛みの箇所が炎症を起こして赤くなったり腫れたりし、
熱を帯びている場合(ねんざ、打撲など)は冷たい湿布をした方がいいとされています。
肩こりや膝の痛み、腰痛など、痛みの箇所が冷たくなり慢性的に痛みが続くので
あれば温かい湿布を選ぶのがおすすめです。
お薬の効果は同じことがほとんどなので、
どちらが適しているか迷ったときは自分が感じる心地よさで選んで良いですよ。

 

 冷たさ、温かさがなくなっても効果はある

湿布を貼ってしばらくすると、温感・冷感は時間と共に弱まっていきます。
 こうなると効果がないのではとはがしてしまう方もいらっしゃいますが、それは間違いです。
 温感・冷感が無くなっても消炎鎮痛効果は残っていることが多く、
 外箱などに書かれた効果を保つ時間を参考にはがしましょう。

 湿布でかぶれてしまう方には

湿布を貼ると、赤く発疹が出たり、かぶれたりすることがあります。
これは、自分の出した汗や汚れでかぶれてしまうからです。
貼る時には一枚ガーゼなどを挟んで貼るとかぶれにくく、
はがすときには患部をやさしくぬるま湯で洗い、1時間程度皮膚を休めてから貼りましょう。
また、塗るタイプの湿布薬の使用も検討してみてください。

 

 

⑤まとめ

温湿布も冷湿布もどちらも成分は同じです。
あなたの気持ちいい方で使っていただけたらと思います。

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